2016年3月17日木曜日

製作欲に火が付いた

 青空。涼し気な気温もあわせて、どこまでも行きたくなる気が起きる木曜日。途中の上り坂で向かい風になって、行く気の失せていく木曜日。一度立ち止まった時点で足の疲労が出てきて、早く帰りたいと思う木曜日。そんな日。

 旅中の寝床の構成として、ビビィサックを考えてみる。乱暴に言えば、ちょっとごつい寝袋カバー。あるいは窮屈なテント。ともかく、外部との遮断を最低限度行ってくれる膜。案外野宿は、これがあるとないとで大違いな訳で、これまでは駅舎なりバス停なり、屋根のある場所を利用して一定の空間を確保してきた。一方で、そこに行かないと眠れないということで、行動の選択肢が狭まるのも事実。走っていると、峠の展望台など屋根はないけど眠れそうな場所は、時折ある。そんな状況下の寝床として、ビビィサックに目をつける。

 とは言え、良いことばかりでもなくて、第一に商品が少ない。ざっくりAmazonで検索してみても、テント8,635件に対してビビィサック3件ときたもんだ。そして使用者が少ないようで、使用感もなかなか見つからない。

 と言うことで、まずは作るかと言う発想に至るのはいつものことで。ただ、一から作るのはややハードルが高い。格安の寝袋をもとにして、空間の確保を念頭に置いたものが作れないかなと計画を立てる。本来のビビィは山上、それなりに過酷な環境での仕様を前提にしているけれど、自分の場合はあくまで自転車による平地旅、それも春秋が基本。それなら、さほど機能は気にしなくてもいいんじゃないかと考える。とりあえず、安くて軽くていかにも薄そうなのを注文。ついでに、マグカップのフタも頼みつつ今日はおしまい。

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