食べて浸っていざ寝よう

　久々な気のする青空。冷え込みと日差しと、どちらが勝つか分からないまま出発して、日差しの方に軍配を上げる木曜日。下り道はさすがに冷えるんだけど、まだまだ道中で着替えが必要だ。

　休息の2時間。

　入浴の他に食事も出来るということで、今日の夕食はこちらでいただく。名前からして名物っぽい玉峰丼に決定。

正体はソースカツ丼。小ぶりのカツが3列で、トータルボリュームは標準的かもしれないものの、たくさんあるぶん若干のお得感があるような気がしつつ。時間を潰すべく、ゆっくりじっくり噛んで食べ終える。満足。

　続けて入浴。少しぬるりとした泉質で、それ以外はよく分かんないけど半日走った体に染み渡る。念入りにマッサージもしつつ、内湯打たせ湯露天風呂を行ったり来たり。でも、なんにもしないでぼうっとしているのが出来ない性分なもんで、何だかんだで早々に出る。旅立つ前に悩んだタオルの運用は、結局浴室で手ぬぐいを使い、体を拭くのをタオルに任せる方式に。吸水は申し分ないものの、いっこうに汗が引かない。一応それなり、長風呂したってことだろうか。落ち着くまではゆっくり過ごして、その間に体重を測ってみたりしたけれど、1年走り続けているのに全然変わらんなぁ。脚力や持久力を考慮すれば、脂身が筋肉に変わっていると思いたいのだけど。実際はどうなのやら。1歳年をとっても太ってないだけ、十分かなと思っておく。

　ある程度落ち着いてきたので、本日の宿営地へ。今夜のお宿は道の駅に隣接するバス停。

 　密室にはならないものの、三方を壁に囲まれていてこの日は風が強かったのに吹き込むこともない。バスも最終を過ぎたので、人が来るはずもないだろうし眠ってしまおう。ただ問題は、まだ19時を過ぎたという点。寝られん・・・。

　意外と一日目は早くに終わった。まぁ、半日走っただけだもんなぁ・・・。続く。